NPO法人キーパーソン21をご存じだろうか。
http://www.keyperson21.org/

私たちが大切にしていること。
「一人ひとりが輝く」

久しぶりに輝くという言葉を目にした。
昨今、大人も子供もワクワクすることがあるのだろうか。

内閣府
http://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h26honpen/tokushu_02.html
子供・若者白書に、世界7か国の比較が掲載されています。
日本は自己肯定も低く・自分に誇りを持っていることも低いという。

そこには、自分で決断をする(させる)という習慣ができていないように思える。
ピアノやお稽古事 なんとなく親に導かれて。
スポーツ・・・・親の応援が盛ん。「何やってんの・・・打て・・・等々」
親の応援?(虐め・・?)遊びの延長な幼子のスポーツが、子供に対する期待が
多すぎる親の過干渉で、スポーツが嫌いになるとも多いとか。

大学選び、将来なりたい職業を選ぶための学ではなく
偏差値などで、この学校と定められて通学する日本。
「大学卒業なんですよ」と言っても、将来続けるべき職業につくのは
ごくわずかと聞く。

ワクワクドキドキ 目を輝かせている子供たちを
あれ・・変な子・・・て大人は片付けてしまう。
大人の手の中に入れる子は、いい子となる怖さを感じないわけにはいかない。

日本の大人が、ワクワク輝いているかというと
こちらも疑問だ。子供には多くを求めるが、さて…自分はというと
子供を、自分の手のひらから飛び出させてあげる勇気はない。
今の日本は、子供を知らず知らずのうちに、束縛しているのではないだろうか。
「私から、飛び立たないで・・」と。

我が家に毎年やってくる燕。あっと言う間に生まれた子は
短時間で巣立っていく。動物は、人間ほど長い間、親と共にすることはない。
親は、独り立ちさせるために厳しく育てる。
日本も昔は、子供を社会に巣立出させるために
厳しく育てたと記憶している。
親はお友達・・・なんてことは無かった。
理解ある親であるかのように振舞っても
結果は、子供の巣立ちを阻害しているだけのように思う。

大人になるって素晴らしいことだよ・・・という後姿も見せられないでいるような。
社会に巣立つことは、辛いこともあるがワクワクするよと導くことも
できないのかもしれない。

抱きしめるときに抱きしめないで
手をはなすときに、しっかり握り
いつまでも親の奴隷のごとく子供をつかんで離さない
そんな大人が、どんなに多いのだろうか。

どこを見ても、子供たちが尊敬できる大人が少なくなっているのも事実。
国会討論など聞くとすれば、国の中枢を動かしている大事な人々の
討論を拝聴していても、ワクワクするような社会人を想像できないだろう。

大人よりはるかに多くの未来が待っている子供や若者が
輝けるには・・・・私たち一人一人の大人が
自分自身を見つめることから始まるのかもしれない。

投稿メンバー

江本ヒロミHiromi Emoto
神奈川県出身
いつまでもあると思うな親と金。
心も大きく体も大きいが病気は一切無し。心身ともに健康。