20160509

今年の5月の大型連休は10連休の人もたくさんいらっしゃったとか。
5日・6日と所用で軽井沢へ。
往路の渋滞はなし、帰路は事故での渋滞情報があったものの
通常通りの道路状況であった。
連休の混雑は、ピークを過ぎていたようだ。
やはり5月5日までのお休みが多かったような。

宿では、あれ・・・・にぎやかさはなし。
アジア圏からのお客様はなく(出会わなかった)ホテル内は
ひと昔前の静寂で心穏やかで過ごせた。
この所、宿での賑やかさに閉口していたが、宿はのんびりゆっくりが
一番のように思う。

岸見一郎氏 【嫌われる勇気】 ダイヤモンド社
見出しには、【人生が複雑なのではない。あなたが人生を複雑にし、
それゆえ幸福に生きることを困難にしているのだ】【変われないのではない。
変わらないという決断をしているだけだ。自由とは、他者から嫌われることである】
ふと考えることがあり、岸見氏の本を手に取った。
フロイト氏・ユング氏は偉大な心理学者として知る人は多いだろうが
アルフレット・アドラー氏も同様だが、人の心の不調や傷害は、医師が外から治療を
して治すものではなく、患者自身が治ろうとする力を尊重すべき・・と伝えている。
アドラー氏の考え方は、現在のカウンセリング技法につながり人間性心理学の出発点だという。

現在は、心の病で心療内科のドアを開ける人が年々多くなっているが
自分自身を見つめるために、本を開くのも良いかもしれない。
NHKテレビテキスト 【人生の意味の心理学】アドラー 岸見一郎氏
【嫌われる勇気の前に、開いてみるといいかもしれない】
アドラー氏の言葉を見聞したのは初めて。
自分自身を見つめるには、何かしらの手助けが必要だが、自ら求めなければ見つからないものだ。
今年5月の連休は、良き本に巡りあい・大型連休とはならなかったが、心の休息ができた。
小さな幸せかもしれない・・・・。
連休は心身共に休まりましたか・・・・。

投稿メンバー

江本ヒロミHiromi Emoto
神奈川県出身
いつまでもあると思うな親と金。
心も大きく体も大きいが病気は一切無し。心身ともに健康。