20151009新内閣が始まった。
その中に[内閣府特命担当大臣]とある。
少子化対策担当・男女共同参画担当一億総活躍担当・ 女性活躍担当・再チャレンジ担当・ 拉致問題担当・ 国土強靱化担当とあった。
[一億総活躍担当・ 女性活躍担当・ 再チャレンジ担当・ 拉致問題担当・国土強靱化担当]とはなんなのだろう。
【内閣改造】産経新聞より。
安倍首相「奇をてらわず結果出せる内閣に…」「1億総活躍担当相は強い突破力必要」
7日の内閣改造で新設する「1億総活躍担当相」について「大胆な政策を実行していくことが必要だ。
省庁の縦割りを排した広い視野で大胆な政策を構想する発想力、政策を実行する強い突破力が求められる」と説明した。
改造内閣には「奇をてらうのではなく、しっかりと結果を出せる内閣にしていきたい」と語った。

首相官邸HP
http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2015/1007kaiken.html
希望出生率1.8%・介護離職ゼロ・・・・
私など、そうだそうだと思いつつも、現実は厳しい。

収入も増加し、就職率も改善されたというが反面、生活保護世帯2.964増えて162万8905世帯になり、3か月連続過去最多という記事もあった。

多くの国民は、豊かさを感じていないというが、国の発表と国民の感じている差は、埋めようにも埋められないような。

保育園の待機者はますます増え、働くことができないと嘆く人々。
保育園は入所できればいいという問題だけでなく、共稼ぎの家庭には、病気になったら仕事を休まなければならず、時間外の仕事をしなければならない時、保育園・学童ともに最終時間は決められているわけだ。
突然のお迎えの延長で、子供は不安をぬぐいきれないでいると言う。
待機0の保育園の完備を!!と・・・声を上げているが、勤務体制もいろいろである。
パート勤務・正社員勤務・介護や看護師・医師などの夜勤勤務者もいるだろう。
全員入所と同時に、勤務体制に見合う保育園などが必要なわけだが、なかなかそこまでの論議はされない。
保育園の先生・介護士などなど、仕事の割には低賃金であることを、昨今はニュースやコメンテーターなども話をすることが多くなったが、改善の余地は見いだせないのが現状のように思う。

都会では、民間企業が勤務体系・病気になった時の預かりなど進歩はしていると思うが、中堅都市では皆無と言っていいかもしれない。
ここでも、お金が必要で、ごく限られた人しか利用は難しいのも事実であろう。
これでは、出生率1.8%を掲げてはいるが・・・どうであろうか。

介護離職ゼロも同様に、施設に預ければ多大なお金が動くわけだ。
お金の都合がつかなければ、自宅で介護をするしか方法がない。
介護離職した人々が、介護終了後、貧困に苦しんでいるのも事実かもしれない。
何よりも介護施設も少なく費用も高くでは、介護離職をするほか道はないのではないかと思うのだが。

公務員は、介護施設・保育園・病院・学校などなど出向という形で、研修が義務づけられれば(国会議員でも地方議員でもよいかも)、本当の問題が浮き彫りになるのになあ・・・・と思う。
有識者や国会の議論より、はるかに現実に近い話し合いができ、改善策も見出せるのに思うわけでありますが、素人の考えでは現実は難しいのだろうと思うと同時に、夢描いて人の為に働こうと思う若い人々が、この先細くなっていかなければいいのだがと思うこの頃です。

TPP問題は、世界では大筋合意と発表された。
それぞれの国々が、今後国会での合意を得られるかであろうか。

内閣改造により、
この国の進む道が庶民にも理解できるように、
末端で働く多くの人々にも夢が持てるように、
若者の自殺が減少するように、
共働きの家庭が平和でありますように、
子供たちが安心して親の留守の間守られるように、
高齢者も生きてきて良かったなと自らの貢献を誇れるように、
子供・高齢者の虐待が少しでも減るように、
豊かではないが幸せだな・・と思える家庭を、
女性が輝く社会ではなくすべての人が輝ける社会に。

国会議員のように豊かではなくても、おしゃれもそこそこでも、本当に些細な望みだが、笑顔が自然にでるような暮らしができますように。
期待を込めて。

投稿メンバー

江本ヒロミHiromi Emoto
神奈川県出身
いつまでもあると思うな親と金。
心も大きく体も大きいが病気は一切無し。心身ともに健康。