最悪な事件があとをたたない。
事件が起こるたびに、コメンテーターの発言が耳障りになるのは私だけだろうか。
ネットでは、被害者・加害者の家族までも話題にされたり、写真までも掲載されてしまう。
何かが起これば、すべてが裸にされてしまう時代だ。
ああだこうだとどんどん波及されていく。
真実とは程遠いところで。
起きてしまったことに、第三者は何もできないわけだが、素人のコメンテーターもどきでの発言も耳障りになるような。
事が起こる前に手を差し伸べる人は少なく、事が起こると多くの人々が口を出すのはどういう心理なのかと思ってしまうのだが。
昔から他人事は、おもしろいことと言われ噂が流れたものだが、現代はすべてを暴いてしまう。
人々はそれほど暇なのか、自分の心の闇を発散させているのか。
どこの家庭でも・人でも・社会でも闇を持たない人はいないだろう。
その闇の部分を、おもしろおかしく話題にするのはいつごろから始まったのだろうか。
こんなに陰湿に。
9月の2学期を前にして命を絶つ子供たちの報道と、耳を疑いたくなるようなことが多々起こっているという報道。
学校でのいじめがクローズアップされているが、本当はどうなのだろうか?と思われる人もいるかもしれない。
子供が命をたつことに多くの大人は改善し努力はしているのだろうが、次々と起こることは何も改善されていないような。
本当の原因は本人しかわからないのだろうと思うのだが。
貧困と言う言葉は、遠い昔か内戦などが続いている国々の問題かとおもいきや、日本でも6人に1人の割合で貧困の子供がいるという。
給食のない長い夏休みは空腹状態だといい、親子共に辛い時期だという。
2013年の新聞記事に、弁護士の山田庸男氏が、資産4億円を投じて貧困家庭の子供たちを支援するという。
十分な学びができず、大人になっても困窮する【貧困の連鎖】を断ち切るのに役立てたいという。
すでに基金は始まっている。
内閣府 子供の貧困
第3節 子どもの貧困|平成26年版子ども・若者白書(全体版) – 内閣府
経済的困難→不十分な衣食住・適切なケアの欠如や虐待・ネグロス。
低学力・低学歴・低い自己評価・不安感・不信感・孤立・排除
↓
若者の貧困
↓
大人の貧困
↓
次世代の子供の貧困
【子供の貧困白書より】
少子化少子化と世間では子を持つことに最大な努力を払うとしている。
この貧困の子供たちは、自らが望んで貧困になったわけではない。
大人の都合で、子供は今の現状を強いられているに過ぎない。
そして、事件はおきていく。
大人が自らを振り返りかえることから始めなければ、子供は守れないかもしれないと思うのだが。
日本は3組に1組が離婚をしているとのデータ。
離婚が悪とはいわないけれど、子供の貧困は片親に多い現実を理解しなければならないし、メディアもなぜ貧困になったのかを掘り下げてもいいのかもしれない。
昔は、子供の為に離婚はしなかった。
今は、子供の為に離婚をする…が多くなった。
親が笑顔であれば、子供は貧乏でも幸せなのかもしれないな。
夜の街に出かけなければならないことは、子供にとって寂しく辛いことなのかもしれない。
【子供の権利条約】
子どもの権利条約 特設サイト | 日本ユニセフ協会
一読しても良いかもしれない。
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