言いたくないが暑い。
年々暑さが酷くなるように思える。
地球温暖化・海面の温度の上昇・ヒートアイランド等々報道されるが、子供の絵日記を振り返ってみると(年十年も前のこと)30度を超える日は、ほんのわずかであったような。
夕方になれば打ち水をし、涼しい風に一息ついたものだが。
風鈴は涼しさを呼ぶと言われているが、かえって神経を刺激するというのだから、夏の風物詩なんて無くなったような。
部屋の温度、32度。
それでは、温度計を屋外の木陰に置けば、35度。
日差しのあるところに置けば、37度。
温度計は、ぐんぐんと上がっていく。
地面の温度は、50度近いという。
外で仕事をする人には、いかに過酷だろうかと思いを巡らす。
冷房をつけても、室温はなかなかさがらす30度。
3日間、温度計の数字は変わらなかった。
街中でも、小さな子供を連れている姿を見かけるが、道路の温度は体感温度よりはるかに高い。
子供目線での暑さは、道路に近いだけに気をつけなければ。
熱中症で、救急車で病院に運ばれる数はうなぎのぼり。
亡くなられる方も多い。
団地などの上の階では、天井付近は非常に暑く、夜になっても温度は下がらず、夜の熱中症も油断はできないという。
水分の補給は当然のごとく、暑いと食事が進まなくなるが、食事の60%は水分という。
食事を抜くことで、熱中症になりやすい。なるほどである。
朝、涼しいねと起きて、日中の暑さに暑かったねと言い、夜はいい風だね…と言っていた時代は過去になったかな。
なんだかんだと言っても、暑さ寒さも彼岸までと昔からの伝えだが…首を長くして待つしかない。
アスファルトとコンクリートジャングルの中の暮らしは便利で快適だと憧れた時代があった。
気象のことは、私などに論じることはできないが、火山活動もあちこちで動きがあり、世界的にもこの暑さは、火山活動によるという学者もいる。
余談ではあるが、27年4月~霧島山・御嶽山・白根山・阿蘇山・吾妻山・口永良部・浅間山・桜島・箱根山・硫黄山・雌阿寒岳・・・・・と、警戒レベルが引き上げられている。
4月~7月までの間にだ。
不便だった石ころゴロゴロの道路、緑の中を遊ぶことができた時代。
高層ビルなどほんの少し、東京タワーが、えらく高いと思っていた時代。
そうそうエアコンもなかった(ずいぶん昔の話だが)。
時代の変化は、古き時代の習慣を失う。
知恵や工夫も消滅し、エアコンつけましょう…熱中症になる前に、となるわけだ。
できれば、根本的に何をなせばいいのかということを論じていただき、実践することが望ましいのだろうか。
それにしても暑い。
皆々様、ご自愛のほどを。
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