2016年参議院選から18歳で、選挙に参加できる見通しだそうな。
25歳から20歳に選挙権が引き下げられ、70年ぶりの改訂。
18歳・19歳の240万が新たに有権者になるわけだ。
選挙投票率が、年々悪化するなか、240万人の新有権者が加わることにより、どのように政治参加が変わっていくのか楽しみでもある。
同時に学校教育も変化をするのだろう。
選挙権を得ることにより、少年法も審議されているわけだが、選挙権を得ることは責任を負うことにつながるわけだ。
少年A・少女Bというわけにはいかなくなるだろう。
若者たちへの教育が急がれる。
交通法が変わり自転車の乗り方が正されるようになった。
取り締まりも厳しくなりつつあるが、いまだイヤホンを耳に・通行右左も守られず・スピードもしかり・止まれも無視。
命の尊さも理解できないのか、頻繁に報道される傷害事件やいじめ等々。
社会に大人としての扱いを受け入れてもらうには、新しい240万人の選挙権を得る若者の意識の変化と大人として品格が必要になるのだろうか。
(まあ・・いまの大人も同じことが求められているのかもしれない。この日本では)
若者(20代)に、最近かかわった仕事をした。
大手企業に勤務している。
あれ・・今までとは異なる若者だと感じた。
淡々と仕事をしてはいるが、人の心を打たないのだ。
大学を卒業し2年ほどの時期、今まであれば希望に満ち溢れ、仕事に関してもキラキラ輝いていたように思うのだ。
その熱意にほだされ、共に仕事をすることを嬉しくも思ったが、行き先の不安が渦巻き、淡々と仕事を熟す姿に、多くの人とかかわらないで生きてきた時代の若者であり(パソコンやその他の機械と対話ができてしまった時代)、奥に入りこまれることを嫌った時代かもしれない。
人とのかかわり方も差異を感じてしまった。
そして人のかかわりや、情や長い付き合い・思いやり等々、死語の言葉になってしまったように感じた。
若者を育てたのは、私たち先人かもしれないと思うと心が暗くなる。
まあ・・時代は変わっていけば、人も変わるのは当然ではあるが、めまぐるしい短期間の変化を来り返している時代。
さあ・・・どうなるのかな。
殺伐とした時代にならなければいいが…(もう・・なっているかな)
幼子は、今も昔も、純真な心で自分を表現している。
時代は変わろうが、変化をしていない。
色が付き始めるのは、やはりかかわる大人であろう。
日本を背負う子供をどう導いていけるか、大人は真剣に考えなければならないな・・と、つくづく思うのと同時に、教えを請われるような大人が増えなければならないのかもしれないと思う。
心は梅雨時、からっとした晴天でありたいと思う。
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