始まりました。年金議論。
いつになっても、国民が生きるための年金に関して議論がされているわりには、根本の改定にはならない。
この国は、何を基に議論をしているのだろうか。
75歳年金受給の繰り下げ(選べる)とか、65歳までは国民年金・厚生老齢年金は無支給などなど(65歳までは雇用の確保・実際は、どのくらいの人が雇用を確保でき なおかつ生活できる給料をもらえるのか?)
若い人が何人で、年金受給者を支えると歌われ。
その人口統計図は、19歳まで人口
・20歳~64歳までの人口 65歳・70歳・75歳・80歳以上
というような発表のされ方だ。
年金を支払う年齢は20歳から、20代・30代・40代・50代・60~64歳までの年齢推移を明白の発表できないものかと常々思う。
生産年齢と言われる20歳~64歳としてみても、S22年~24年生まれの団塊の世代の年齢が多く、次の団塊二世(S46年~49年)の時代だけだ。
下記、人口推移
http://bit.ly/Tiw8jJ
老人が増えて、年金もままならず、若者は負担増ばかりを気にせざるを得ない状況になってきた。
報道での論議も、年金をいただいているお年寄りたちは【得】
支える若者は【損】というような損得勘定で物事を語っていることが非常に目立ってきている。
人口の減少は、多かれ少なかれ、この国に生まれた人々が年を重ねた時に、どう過ごすのかを自らが考えなければならないわけだ。
今に始まったわけでなく、婚姻年齢が高くなってきた時点・子供の産む女性の減少
独身貴族と言われた時代から、すでに始まっていたわけだ。
ところが、【住宅ローンを組む時も、35年ローン・・・・ラッキー!!
月々の支払が少なくていいんですよ】と誘惑され、年金が60歳から支給は無理だと気が付かなかったわけだ。
人口減少と年金繰り下げ(現 65歳)を見据えて65歳まで働けるような仕組みとなったが、実施は満足の給料かと言えば全員がそうなるわけだはないだろう。
婚姻年齢が上がり、60歳を過ぎても、まだ子供に教育資金がかかる。
子沢山の時代には、上の子が下の子の学資の援助をしたりしたものだが、多くて2人の子供ではそうはゆくまい。
独身貴族で、欲しいものは手に入れ、遊びも見極めるほど極めてその時を楽しんだのも事実。
【この印籠が目に入らぬか】ではないが、世の中の一般論だけ。
報道や雑誌やコメンテーター・販売者(銀行も含む)の発言に納得をしてしまったのだろう。
ファッションを見ていれば、時代と共に繰り返されると言われるがごとく、人の生活も過去を知るものにとっては【繰り返し】ということに気がつくわけだ。
戦前戦後を私も知る余地はないが、歴史を紐解けば歴史を語ってくださる人が身近にいれば、時代を読む解く知識もえられるのかもしれないと感じる時がある。
第一次ベビーブーム(団塊世代)で生まれた子供は270万人(3年で810万人)と言われ、第二次ベビーブーム(団塊世代二世)で生まれた子供は209万人(3年で620万人)。
平成24年は、103万人の出生(過去最低) 近々3年を合計しても310万人前後でしょうか。
団塊世代は下記参照下さい。
団塊の世代 – Wikipedia
私達は、老人が【得】若者が【損】という安易な考え方だけではなく、その時代時代の人々の歴史も受け入れることにより、国籍【日本】であるのであれば、相互理解を学ぶことが不可欠だと思えるのだか。
平均3人の子供を産んだ時代、女性はどんな生活だったのだろう。
結婚し、子供を産むことが当然な時代・子ども手当も・医療費無料もない時代はどんな生活をしていたのだろうか。
みな大学進学は、当たり前のようになったが、大学進学率15%という時代はいつだったのだろうか。
振り返れば、日本の個人は豊かな時代ではなかったと記憶している。
年金の論議も、6月になれば公表されるという。
どうぜもらえないんだからと声を上げる若者が、またまた増えるだろう。
【雲上を払うて、政府の保護を買うほど、安きものはなかるべし、快く運上を払ふべきなり】
福沢諭吉 学問のすすめより
訳せば、税金を払って政府から保護してもらうほど、得な買い物はないんだよ。
気持よく税金を払うべきです。
こども「学問のすすめ」 斉藤孝 参考文献
日本人の三大義務を再度、身の回りから考え、子どもたちに指導をすることができれば、個人の思いだけだではなく、この国の歴史や今を正しく教えられるのだろうか。
きっと、私は国になにもしてもらっていない。保育園も作らないから働けない。
補助金がもらえない。年金は減額される。
この先、年金がもらえるかどうかわからないから保険料を払いたくない。
勤労の義務といっても、働くところがないわけよ・・・・・。時給が安いし。
性格の不一致 離婚。母子手当てあるし(安易な結婚・離婚)、夫の扶養から外れるから、これ以上は働かないのよ。
でも保育園には入れたいわ。
もらえるものは、もらわなければ主義。
人に依頼する者は、必ず人を恐る(おそる)。
人を恐るる者は、必ず人に諂うものなり。【学問のすすめより】
【国に依存をするならば、納税義務も果たすべし】であろうか。
年金改定を始めとして、国会での論議に目が離せない。
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