【大規模な火山災害に備え、政府検討会が初提言】という見出しが目に飛び込んできた。
25年5月17日の気象庁発表では、桜島の火山活動が続いているとの報道。
霧島山(新燃岳)も桜島と同様 噴火警告レベル3(入山規制)
日本の活火山は110火山といわれている。
昨今は、富士山の噴火も話題をさらっている。
私など、ほんの少ししか火山を知らなかった。
地震が起きても、私が住むところは津波の心配はないな・・・的な考えであった。
しかし、火山活動が始まれば、その場所だけの問題でなく、日本の広範囲で影響がでてくるわけだ。
火山灰で、多くの都市市町村で作物が育たなくなり、人間に及ぼす影響も多いいだろう。
気象庁HPを参照下さい。
110火山の中でも47火山が監視・観測体制が必要と言う。
参照下さい。
http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/kaisetsu/level_toha/funka.pdf
3.11以降、地震や津波に対しては神経質になっているが、火山災害に関して、未熟にも深く考えてはいなかった。
環太平洋火山帯で起きている地震や火山活動が非常に多くなっている事は報道からも知ることができる。この付近で火山活動も活発になっているという事実。
環太平洋火山帯
備える防災(NHK)
今回の【火山活動】に関して、参照資料が多く、読みづらい事をお詫び申し上げます。
情報や参考文献を言葉にすると、正しい情報が伝わりにくいと思えました。
平穏な時代に生まれ育った私達が、3.11で災害について考えるようになりました。
【喉元過ぎれば熱さを忘れる】がごとく、経済の回復の方へ目が向き始めた私達がいます。
備える防災の中にも書かれていましたが、大きな地震のあとには火山活動が活発になることも、肝に命じておきたい一つかもしれません。
降灰前に準備しておくもの。
・防じんマスク・防じんメガネ・ほうき・掃除機・シャベル・掃除用具・PCなどを守るフィルム
他の災害時と同じように・食料・水・懐中電灯・ラジオetc・・・そして現金
3.11以降、災害に備えての準備は行なっている方がほとんどかと思いますが、火山災害には、プラスの準備が必要ということも記憶しておくことかもしれない。
2000年に起きた有珠山の噴火では危険地区(三市町)に住む住民約1万人に対して避難を噴火前までに実施していたという。
通常では【噴火が起こりました、避難下さい】というのが一般的である。
温泉という恵みも受けているのだから、噴火を受け入れなければという意識が住民に行き渡り、30年の1度ある噴火を経験している人がいるということもあり 住民の意識が噴火に対して高いということ。
北大気象庁が144時間に噴火が起こると発表し143時間で噴火したという。
被害は被害だが人的被害がなかったことは幸いだったと記憶している。
この当時、道央自動車道は通行止めになり、一般道からも赤々とした噴火の様子が見て取れた。
身震いするほどであった。
噴火後、町(観光化されている)を訪ねてみたが、その光景は凄まじいものであった。
噴火に対して経験のない人がほとんどの現在、私たちは過去の災害に学ぶという姿勢をもっていたいものだ。
火山国日本。噴火すれば恐ろしいが、恵みも多い。
温泉・名水・地熱発電等など。
箱根も温泉観光地・富士山付近も温泉の恵み・九州・北海道・・・・考えれば名湯といわれる観光地は、火山地帯でもある。
楽しみと背中合わせに危険もある。
火山を調べて見て、噴火の過去歴と現在・そして情報を自らが選べる時代。
そして知るということを、心掛けたいものだ。
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