毎年のことながら、大型連休が始まった。
私などの年齢は、大型連休よりも、5月1日メーデーしか心当たりがないのだが。
27日(土曜日)には、第84回メーデー中央大会4万人の参加と報道された。
過去を見れば、メーデーの活動もおとなしくなったものだと思う。
メーデーの歴史は下記参照下さい。
メーデー – Wikipedia
今年は、円高の影響で、国内の移動が約2279万人・海外移動は約56万人と聞く。
国内移動が増え・海外は減。
日本の人口1億2734万人。
こう考えてみると、大型連休を取れる国民は、ごくわずかだなと思えるのだが、メディアでは、大型連休のことが、毎日毎日報道されるわけだ。
行きは楽しそうに・・・帰路は疲れきった大人の姿が、報道を通じて毎年毎年印象に残っている。
海外からのお客様は、中国のお方は激減したが、台湾・タイ・マーレシア・アジア諸国から我が国へ。
観光立国になるために、多くの努力を払っている観光地の人々がいる。
反面、渡航する日本人も、中国や韓国を避け始めている現状。
日々、物事は動くということを、私たちは、自らの生活にもありうると肝に命じておかなければならないと思う。
さて、若き日のことを振り返れば、土日の休みもなく、大型連休・・・なかったな・・・。
お休みが、当たり前になっている今と、たまに休みが取れるのとは人生観が変わるだろうな・・・と思ってしまう。
考えてみれば1周間の勤務も、日曜日だけが休みという時代があった。
私が勤務していた会社は、年間の休みという体制であった為に祭日がすべて休みということはなかった。
夏休みやお正月休みに振り分けられるためだったと記憶する。
国民の祝日は、1948年(昭和23年)に施行されたと言われる。
日本の祝日は、内閣府によると年間15日。
参考にアメリカは、年間10日
(ニューイヤー・キング牧師の誕生日・ワシントン誕生日・メモリアルデー・独立記念日・レイバデー・コロンブスデー・ベテランズデー・サンクスギブングデー・クリスマス)
あっているだろうか??
日本では、祝日と土日のお休みであれば、年間124日。
隔週であれば、年間98日・日曜日・祝日であれば年間67日。
年間の休みが多い所は、官公庁であり、大企業であり、教師もこのうちに入るのだろうか。
休日の多さに比例して給料も高く、年金も高い!!
休みが多く取れない組みは、自営業であり(その他の職業)・国民年金!!
子どもたちは、年間124日間のお休みということ。
昔は、日曜・祝日が学校もお休みだったわけだが、現在との差は124日―67日=57日となり、学ぶ時間がこれだけ少なくなっているわけだ。
ゆとり教育の是非は別として、学力の低下は当然なことだな・・・と(数値で考えれば)
124日の休日を有意義に使われている方も沢山いらっしゃるのだろうが、休みが多くなれば、家庭で使うお金も多くなるのだろうと想像をする。
子どもたちを塾に通わせなければならないのも当然なのかもしれない。
休みが多くなるに連れて、お稽古ごと(スポーツも含む)も親子ともにヒートアップ!
昔は、盆暮れ休みという懸命に働くお父さんの姿があった。
サラリーマンでも、土曜日まで仕事であり、妻も子供も、働くお父さんを身近で知ることであった。
現在は124日 年間4ヶ月というお休みタイム。
365日÷124日=約2.9日 2.9日に1日休み・・・(無理した計算かも)
小遣いも減らされて、趣味にもお金を使えない。
休みも多くなったお父さんは居場所がなくなるのも納得!!
「ゴロゴロしてないでよ・・・」と妻の一撃。
それを見ている子どもたちは、お父さんに対して尊敬の念もなくなるだろう。
挙句の果てには、【妻の病気の9割は夫がつくる。医師が教える夫源病の治し方】などの本が出版されている。
休みが少なかった時代は、妻の病気は夫が原因など・・・なかったような。
仕事で遅くなる夫の代わりに、子育も家庭を守るのも妻の仕事・・・(ちょいと古い話!!)
妻が出かける回数も、今のように多くはなく、車も一家庭に2台も購入できない時代、夫妻の仕事が暗黙のうちに相互理解できていたのかもしれない。
休みが多くなるに連れて、不満が多くなっているような気がしないでもない。
夫源病・・・反対を言えば妻源病もあるかもしれない。
(女性有利な情報が、収益を生む時代なのかも)
折角、世界でも有数な休みの多い国の国民として、有意義な過ごし方を模索したいものだ。
大型連休後の、子どもたちは学校でも・塾でもお疲れの様子なのだと・・・。
大型連休となったなら、私は何をしたいかな・・・・・。
いつもできない掃除をしよう・草むしりもしたいな・・・・。
つくりおきの料理をしよう。本も読みたいな・・・・遠いい夢のような。
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