TPP参加表明がされた。
すでに、進行しているTPP参加国から、加盟の意思表示は遅れた。
安倍政権の支持率は、またまたUP。
ちなみにTPP参加に関して、JAを始めとした反対する組織と、輸出企業は大いに賛成。
一つの国で、賛成・不賛成はTPP問題だけでなく沢山あるわけだが、農業関係者でも、TPP参加に賛成を表明する集団もあるという。
テレビ報道でも、JAのTPP反対デモ・・・見た方々も多いかと。
国会議員もいたような・・・・。
JAが掲げているTPP
日本青年会議所(日本JC)の若手(20代~30代)経営者は67%が賛成という記事を目にした。
農業従事者も全員が反対をしているのではなく、賛成者も多くいると聞く。
賛成者は、みずから開拓ができるチャンスと言い、反対者は現状維持を守りたい。
農業人口は衰退の一途。
お米の消費は減少しつづけているのは承知のごとく。
減反につぐ減反で、税金からの補助金は、毎年2000億円。
税金から補助金を受けて、国民は高いお米を買うわけだ。
農家の戸別所得補償と合わせると、税金は年間1兆円といわれると見聞した。
農業生産額に占めるお米のシェアは2割ほどとか。
野菜の関税は数%・花は関税0と聞く。
関税撤廃でも影響は受けない生産業もあるわけだ。
日本のお米は、世界で高い評価を得て、安心・安全と言われている。
日本の食は世界で認められている。
確かに・・・すばらしいと消費者も思える。
これはこの国の誇りでもあるわけだ。
お米を輸出している農家も出てきた。
今まで守られてきた農業を自由に解き放ち競争する力をつけるのが、素人ながら理解できるのだが。
目先のことだけであれば、現状維持が心地よいかもしれない。
若い人々には、遠い将来も農業を続けていくには、どの方法が一番良いのか考えなければならないのだろう。
ちょうど良い機会だ。
JAとは何ぞやと見てみる事も悪くない。
農業協同組合(JA)
農業法人も増え、農地法も改革され、既存の農業の方法が変わるだろう。
それも近い将来。
こう考えると、既存にあるものは基本(農業であれば作物を作る)である根幹は崩れることなく、新しい方法に変化を遂げていくということを常に頭に入れ、柔軟な心を持ち合わせることかもしれない。
私たちは、今まではこうだった・今までは守ってもらえた・今までは社会保障があった・今までは終身雇用であった【のに】というしがらみにとらわれず生きることだと思う。
多くの人が、【カエル】の話しは聴いたことがあるだろう。
【カエルを熱湯に投げ込むと、ビックリしてすぐに飛び出して逃げるが、ぬるま湯に入れて少しずつ熱くしていくと、カエルはゆで上がって死んでしまう。
カエルは死に至るほどの熱さになっていることに気づかずに、飛び出すきっかけを失い死んでしまう】
という話。
日本のこと・社会のこと・家庭のこと・自分のこと。
【カエル】に例えてみるのも良いかもしれない。
くれぐれも、ゆであがらないように・・・・・したいものだ。
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