函館の金森倉庫の一角に、【即興であなただけの詩を贈ります】をコンセプトに
【夢蔵】という名前で、お店(テーブルを置いている)を構えているお人がいます。
何年も前から、書いて貰いたいな・・と思いつつ、待っている人の多さに諦め
今回はいらっしゃるかなと思って出かけても、お休みであったりと
なかなかご縁に恵まれなかったのですが・・・。
ほーーー今日は縁ありきであった。早々にテーブルの前に座り
3人の孫の名前と年齢を告げた。
【あなたには、こんなにもあたたかい守りの愛が
いつもいつでも共にある。○○が笑うたびに
まわりの愛たちも共に笑うんだ】
【どんなに どんなに時が流れても 変わらない○○の未来は自分で
決めていけるもの イメージしたら楽しいままを
声にして イメージを形にできるよう】
【今日も○○に こうやって命がある これは生かされているんだよ
命あることは どこかでだれかのお役に立つ素敵なこと
○○の命は 天使のようなもの】
息子二人には
【○○が毎日、今もしていることが、これからの時代への贈り物なんだ。
○○のまんまを一杯つめ込んで、未来へ届けていこう】
【良いことも、大変ってことも、そりゃり~色々とあるもんだ。
でもね、あれもこれもあるから、その度に人は○○は、強くそして優しくなっているんだ】
○○欄は人名です。
孫と息子の今の状況を知る私は、うん・・・と考えてしまった。
親とは、いつもいつも我が子の家庭の将来を離れつつ見つめているものだが
なんとも的確に思えてきた。
夢蔵さんは、依頼者の顔をじっと見つめられ、いっきに書き上げられる。
多くの人に勇気と未来を見つめられるような書と文であった。
夢蔵さんも、調べてみれば人との出会いにより今日があると。
ポイント時代の恩恵を受け、素敵な書と文章に出会いの後に
望楼NOGUCHI函館の宿に。
各階には、オープンな図書空間(大人も子供も漫画本)もあり、
20メートル(?)あろうかというお酒を嗜むカウンターが用意され
喧騒を一時忘れられる。
お土産コナーは、ひっそりと奥まり、選ばれた品々が並べられていた。
もちろんお値段は、お土産価格。
ポイント消化でなければ宿泊することはなかったかも知れない宿。
過度の接客もなく、おもてなしの素晴らしさに心地よく過ごせた。
1時間30分~2時間掛けての夕食。地産地消の食材。
普段はかき込むように食事をとるのが当たり前になっている私にとって
なんとも優雅である。
お給仕をしてくださった担当の女性は、韓国からのお方。
日本語も堪能であり、日本に来て3ヶ月(就職と共に)日本の接客業を十分に理解した物腰には敬意を払いたい。
他国から日本来られ、日本人以上に、日本の機微を知り尽くしているようだ。
よくよく調べて見れば【野口観光グループ】の宿の一つであった。
函館に【啄木亭】という宿が今でもあるが、少し前までは高級宿と言われていた。
時代が新しい宿 【望楼NOGUCHI函館】 HP
を望み、変化を遂げていった。
野口観光グループの沿革を見ると宿の歴史も見えてくる。
私が住む近くにも、同様の宿があることを改めて知った。
野口観光グループと同様【星野リゾート】の沿革も宿やリゾートの歴史がわかる。
私達が何気なく利用している施設が、一つの会社のコンセプトに中にあることを気づくことが多々ある。
庶民といわれる私にも、利用方法を知ることにより、よりよい宿やホテルに宿泊することも可能になったとつくづく思う。
私たちは、この【変化】に気づき、その変化を使いこなすか、自らが変化を遂げるか
それとも、化石のように留まるかは人それぞれかもしれない。それもまた良しであろう。
折角、多くの情報が簡単に調べられる時代。【知る】作業は、次のステップを楽しませてくれる。
【新しい】が古くなり、【古い】が新たな価値を生む。
そんな時代に生きていることは楽しい事だと思える。
世の中や会社・各家庭が時代と共に、多くの変化を遂げている。
一つの事を、深堀りすることにより・・・新たな経験となり・知識を高め・豊かな精神を宿らせる。
たまには、喧騒から離れることも悪くない。
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