アメリカ合衆国大統領選が終わり、オバマ大統領が再選された報道はご存知の通りであります。
ロムニー候補と接戦、と伝えられる報道が多かったが、蓋を空けてみればオバマ大統領の再選となった。
【4年前のオバマ大統領の演説】は、多くの人の記憶に残っているかと思うが【yes we can】【change】 口に出すだけでも元気になれそうだ。
そして、今回の演説は集約して書くことができません。下記参照下さい。
【翻訳にて表現が異なりますね】
http://news.goo.ne.jp/article/gooeditor/world/gooeditor-20121107-04.html
http://takef.cocolog-nifty.com/ftrain/2008/11/post-c97d.html
オバマ大統領の演説と日本の政治家との違いはなんなのだろうかと考えてしまった。
国の歴史(過去)を語り、現実を語り、未来を語り、人種・健常者・非健常者・若者とお年寄り・金持ちと貧しい人・党派を超えての語り。
「アメリカは個々の人の集合体ではない。ただの赤い州と青い州の集合体でないということを世界に示した人たちだ。我々は、これからもいつだって、The United States of Americaだ」
同じ国民が共にこの国を良くするために、過去・現在・未来とつなぎ、過去を認め、多くの人々に感謝を語り、現在の困難を認め、国民と共に解決しょう。
そして我が子の未来の扉を開かせるために、と語った言葉はなんとも説得力がある。
「今が、人々を仕事に戻し、我々の子供たちに機会の扉を開くための、我々の時だ。繁栄を維持し、平和の原因を促進する時だ。アメリカンドリームを再び求める時だ。そして根本的な真実を再確認する時だ – たくさんあるが、まず、我々は一つであること。我々は常に希望を持つこと。そして冷やかに、懐疑的に、我々はできないと言う人々に対しては、我々は人々の精神を集約するこの不朽の信念で応えること。Yes We Can」と現実から未来に向けての語り
【 Yes We Can. The United States of America. Change Has Come To America. 】
強いリーダーシップだ。
我が国の国会議論は、個人を攻撃したり、党派を攻撃したり、責任をとり大臣を貯めるべきだ、任命責任、議会開催と引換に辞任要求、言った言わないの揚げ足取り、言葉尻を捉えての総攻撃。
何も進まない国民の為の議論は後回しとなり、いっこうに現状打破が出来ない現実のようだ。
この国の国会議員は、人の見本となり、未来の子供達に夢を描けるような人間性を持ち合わせなければならない。
もし、子供達が国会の先生と言われる人々や政治に携わる多くの人の真似をしたならどうなるのだろう。
【責任をとってやめろ】→間違ったら仲間外れにしてやる。
【給料ダウンはNO】→金だせよ。金がないからおどして取るよ。
【相手の罵倒】→おまえキモいんだよ。
【復興資金の使われ方】→ごまかしてもいいわけだ。
【年金の一元化】→自分だけよければいいんだ。
【赤字でも解決対策を敏速勧めない】→お父さんリストラされてお金がないのよ。そんな事しらないよ。
【議会に出席しない議員】→学校を出席しなくてもいいんだ。
【党派のいがみ合い】→協力なんかしないよ。自分だけ良ければいいんだよ。
等など、大人が行なっていることを真似ることはあたりまえ。
責任ある地位につき、公の場に公開される人々は、心(しん)を問われて当たりまえ。
雄弁だけをすばらしいと言っているわけではない。
演説にストーリーがあり、多くの人に感動を与え、強いリーダーとしての責任感、国民に公平に未来を語れることは、指導者たるもの不可欠なことなのかもしれない。
オバマ氏が再選され、世界はどのように動くのか。
より良い未来が描けることを祈らずにはいられない。
同時に日本国も、より良くなることを夢見て。
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