13日から北海道へ行ってきた。
1年に一度、お客様に感謝を込めた贈り物の準備に。
中身は何かと…【ジャガイモ】である。
老年齢の農家のご夫婦が、丹精込めて作ってくださる。
箱作り・ジャガイモ詰め・メッセージ・レシピ、みな弊社メンバーの手作りである。
何年も何年も思考錯誤を重ねて、やっとたどり着いた梱包方法。
1トン以上のジャガイモが、みるみる箱の中に収まってゆく様は何とも快感でもある。
普段使わない筋肉が、日時を重ねるごとに悲鳴を上げる。
何年か前には無かったことが、歳を重ねている現実と、長くジャガイモ作業に携わり感じ得ることかもしれない。
それでも、多くの方々からお礼のメールやお電話を頂戴し、今年も無事作業を終えたことに安堵を覚える。

秋の北海道、すばらしい紅葉に出迎えられた。
1日ゆっくりと宿に泊まった。
【定山渓 森の謌】という1周年を迎えた宿だ。
札幌 定山渓の鶴雅リゾートスパ森の謌(もりのうた)
春にランチでお邪魔したが、その料理にも満足し、接客にも行き届いた心のサービスが印象に残った。
そして、今回の宿泊となった。
期待を裏切らず、今までにない宿という印象。
野菜が美味しい!!
一つの野菜で、バリエーションの豊富な料理ができる。
主婦でもある私は、うん…、学べることばかりでした!!

上手な表現ができないが、人に満足を与えることは、宿や料理ばかりではなく、心に届くさりげなさが必要なのかもしれない。
私の仕事も同じ。
職種は違えど、良いおもてなしの心が必要であり、人間と人間とでも同じことになろうか。
最後は、新千歳空港の大変化であった。
羽田空港とまでは言わないが、北の玄関にはふさわしい変化をしていた。
新千歳空港ターミナルビル
「飛行機に乗る」というイメージと「そこで楽しむ」というコンセプトがある。
見る・寛ぐ・遊ぶ・食べる、地元のお土産。
交通手段の場ではなく、飛行機を利用しない人も足を運び、十分に楽しむことができそうだ。
タバコが「百害あって一利なし」と言われて久しいが、森の謌も新千歳空港も、喫煙者を排除するのではなく同化させながら、非喫煙者に対しても喫煙者に対しても納得させる施設運営をしていることにビックリをした。
どこの施設も、喫煙者の締め出し作業に追われた対応をしている中で、前出の2つの施設は双方を満足させるという、極めて異例な方法で集客に成功している。

旅は、たくさんのことを学ぶことができる。
見知らぬ人と出会い、会話を交わし、その地方の食文化・生活習慣・社会観に触れる。
自分自身を見つめる良き機会なのかもしれない、なんて思った数日であった。
神奈川県は、これから紅葉の季節となる。
今年は、2度の紅葉を愛でることができる
何とも贅沢なことだろうか。

投稿メンバー

江本ヒロミHiromi Emoto
神奈川県出身
いつまでもあると思うな親と金。
心も大きく体も大きいが病気は一切無し。心身ともに健康。