2011年2月27日 第5回東京マラソンが行われた。
参加人数36,000人、応募者335,000人という。
9.2倍の競争率だ。
今年からチャリティー枠として、10万円の寄付を希望した人1000人がレースに出場できると。
社会貢献の意識も見受けられる。
2003年に都知事である石原氏が、東京マラソンの構想を発表し、2007年に第1回目が開催された。
応募者数は年々増え、1回目の応募者77,521人(参加者25,000人)、5回目の開催まで応募者は増え続けている。
【東京がひとつになる日。 | 東京マラソン2011】を参照下さい。
振り返れば、東京マラソンは賛否両論でメディアを賑わせていたのを思い出した。
年を追うごとに一つの行事にこれだけの参加者を集め、この発展を計画した石原氏は、本来の日本の姿を描ける第一人者だと思える。
いくつかの都市で東京マラソン同様にマラソンの開催が行われ始めているが、何事も最初の事をなす人は、多くの困難をも撥ね退ける強さがある。
【東京マラソンは、世界でも大きな大会です】と外国人が発言していた。
東京は道路の整備はもちろん、マラソンコースも東京の観光地を巡られる。
世界にも認知された【東京マラソン】。
構想を発表した時にずいぶんと叩かれたものだと、のど元過ぎれば…という言葉があるが、この時の石原氏叩きの行方は?と考えると笑えるものがある。
新宿・皇居・日比谷・東京タワー・品川・東京タワー・銀座・日本橋・浅草・隅田川・築地…。
フィニッシュ 東京ビッグサイト(順不動 東京マラソンHPを参照下さい)
放映を見ているだけで、東京見物をした感がある。
マラソン参加者数と沿道の応援の人々数、今日の高い気温と共に熱い東京の1日だっただろう。
【東京がひとつになる日】というテーマが掲げられた東京マラソンは、東京に限らず日本という国に当てはめて【日本がひとつになる日】なんてテーマも良いかもしれない。
国会も国民も否定論や反対を唱えるばかりでなく、本当に日本が元気になることを考え、実行し続けることが大事だろう。
付随して【家族がひとつになる日】というテーマも悪くない。
アスリートと集団・車いすのアスリート達に拍手喝采だ。
その中でも市民アスリートの3位の川内選手は、定時制の先生をしていると。
【有名な大学に行かなくても、エリート集団の事業団に入れなくても、自分はカメような歩みであるが死力を尽くす】
という川内氏の言葉が伝えられた。
なんとも、素敵な青年だ。
そして多くの参加者も、変装をしたり思い思いに楽しんでいたように見える。
東京という大都市で、これだけの参加者をまとめることは容易ではないだろう。
東京マラソン 乾杯!! である。
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