【愛知県知事選・名古屋市長選・名古屋市議会解散投票】が2月6日行われた。
結果は、大村知事・河村市長・議会解散となった。
1,776,398人が選挙当日の有権者数、961,614人は投票した人数。
放棄者数814,704人、河村市長の得票数662,251票。
河村市長は、この68.9%の票を獲得したわけだ。
圧勝であった。
議会は、954,067人投票で議会解散に投票した数は696,146票。
知事選は別にしても、名古屋市はこの投票数字から投票権のある半分以上の人が投票を行い、投票を行った68.9%の人が河村市長を支持したわけだ。
もちろん空白票もあるだろうが。
それにしても、放棄者数の80万という数字はすごいことだ。
民主主義とは、自らの参政権が認められているという認識は薄いのだろうか。
河村市長は、自らの給料を1/3にし、市議会議員にも給料の減額を迫ったわけだ。
結果、河村市長が市民の賛同を得たことであれば、名古屋の市議選には今までの議員の方々は立候補はしないであろうか?
もし立候補をするとすれば、無駄な時間を費やし、税金から報酬をいただいていたことになる。
議員報酬返納なんてことはないか…。
ないだろうな…。
河村市長の発言には賛否両論があるだろうが、あえて発言をさせていただければ、良く使われる言葉に
【政治は団体戦だ。お互いの団体を潰すという考え】
これでは駄目だと言っているわけだ。
政策の議論ではなく、単に相手を負かすという意識と理解をしても良いだろう。
【市民税を減額しようという試み】
【市議会議員報酬半減800万円。政治の家業化、議席の指定席化をストップします】
という。
賛同できなかった議員は、自分たちの取り分はとるよ、と言っているのか。
報酬の他に支給されている金額もある。
市民の税金で給料をいただく議員の方々は、世の中おかしくなっていることを考えれば、自然に自らの報酬を下げてでも「市政・市民を守る」と考えても良さそうなものだが、そう思わないのが不思議だ。
会社であれば、会社存続の為には給料・ボーナスカットなどは甘んじて受けなければならない。
会社が倒産してしまえばもっと困るわけだ。
国も市政も、赤字国債・市民一人当たりの借金はいくら…云々と報道はするが、会社と同様に自らの取り分を返上して今に臨もうとする議員は聞いたことがない。
法律を変えなければできないのであれば、法律を変える事ができるのが議員であろう。
国の赤字を叫んで不安を煽り、お金を使わなくなる市民。
消費が回復しなければお金も回らないだろうに。
自らが進んで国民の見本になることはできないものだろうか。
【政治の家業化・議員の指定座席化をストップします】には、拍手をおくりたい。
外国を見れば、議員の任期を終えれば、専門職で仕事をする人が多くいる。
日本の議員は、いつまで議員バッチにこだわり、議会と言えばののしりあい・相手の団体を潰すことなのか。
【先生】という言葉は相手を重んじる言葉だろう。
議員同士でも先生と呼ぶのであれば、人に重んじられる人であってほしい。
名古屋のトリプル選挙は、後世に遺り得るだろうと言われている。
国が変わるときは、かならず大きな変革がある。
今までの歴史を見ても。
議員同士のなれあいを終焉し、この日本が元気になり、若者が夢や希望を持てる国になるべきであり、議員と名のつく先生方が自ら市民との違いを理解し、発言や物事を決めて行くことができれば、国民(市民)は消費税が上がったとしてもこの国を守るために我慢もしよう。
ならば、先生自ら見本を見せよ!
※議員の報酬は赤字国債がなくなるまで減額しよう。
※税金で給料をいただく人々は、民間で働く人より勤勉でいよう。
※国民(市民)が有給をとって物事を行わなければならないことはおかしく、税金を納めていただける人の為に自らの仕事をしよう。
以上はほんの一部ではあるが、国民の一人として摩訶不思議に思う事を聞いてみたい。
名古屋発の変革を起こそうとする河村市長に期待をして、この国が変わることを願ってやまない。
独り言でした…。
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