20131129ある番組で【老人ビンボウー】というテーマーで討論されていた。

巷では、老人と言われる人々はお金を持っている。
日本の預貯金高の大半は老人が持っている。
旅行ブーム・豪華客船でツアー・一人50万円もする九州新幹線の旅・海外旅行・・・。
日帰りバスツアーの旅・・・・まあ・・本当に老人と言われる世代はお金持ちなのだろうと思わせる。

こうゆうことを聞くたびに、一線を引いた人々は悠々自適な暮らしとしか思えないのだが。

この番組では、老人と言われる年代の平均貯金高は800万円
年金は、夫婦で月 22万円。
実際に毎月かかる費用は、夫婦で27万円と計算。
800万の預貯金は、毎月の赤字5万円×12ヶ月=60万円
800万÷60万円=13.3年 で預貯金がなくなると言う計算だ。
【健康であることが条件なような】
昔のように、安全な貯蓄で、10年預けたら2倍ほどになった時代が懐かしくもあるが、今はないわけだ。

さあ・・どうすべきか。
1)働く  2)不動産投資  3)株投資を掲げていた。
元気でいたら、働くことが一番かもしれない。
介護現場でも、役割分担があり、重労働ではなく働ける場があると。
マクドナルドで70歳を超える女性が働いていた。
現役時代、重要なポストにいたが、今は若い人と働くことと現金収入を得ることで、安心感があるという。
(現実は、現役時代の栄光を捨てられない人が多いいと聞く)

お金を持っているいないにかかわらず、外にでて働くことは身体も脳も健全でいられ、若き人々と交わることは時代の変化を捉えることができるのかもしれない。
化石のようにならない為にも。

2)3)の投資に関しては、それぞれの裁量がものを言うのだろう。
誰にでも、できるという可能性はおおいに少ない。
楽しむ・・・ことを思い、それで利益があがれば結構なこと。

それでも、投資で大損をした。インチキ商法の手口にのってしまった。
銀行の行員を訴えた人もでてきた。その金額は億の単位。
元本は、ほとんど戻らないなどの報道も後をたたないのが現実でもある。

よくよく考えれば、そんなうまい話があるわけないと思えればいいのだろうが、まだまだお金を持ちたいという意識もおおいいのかもしれない。

新聞の見出しに【年金よりも健康保険の方が心配】とあった。
老後安定の為の年金も十分ではなくなり、健康保険制度もこのままいけば、パンク状態。
歳をとれば、それなりの暮らしや皆保険制度で病気になっても安心は、今や【昔ばなし】のお話と同じこと。

日本には、本当の富裕層はいないと言われているが、相続税法が変われば、そこそこの貯金はあてにはならず、預金があるからと介護保険が制限となったり、健康保険の負担額が増えたりと、今後何が変わるかは未知であるわけだ。

預金があれば、どう活用しておくか。
なければ、どう生活をするが、それぞれが計画を立てておくことだろうか。

若いから・老人だからという区分けはなく、どのような未来を想像するかで自分の人生のシュミレーションは必要であろう。

老人を大事にの時代・少子化の時代・子育て支援を・・・・老人は我慢を・・・と言うように、どんどん世の中は変化していくわけだ。
何を支援しても、支援されるお方の良識がなければ、支援されたお金はあっという間になくなってしまうわけだ。

【老人ビンボウー】いつどのようにだれでもなるうる可能性はある。
社会の仕組みが変われば、だれでもなりうる要素を持ちあわせているのだから。
親が不幸にも【老人貧ビンボウー】になれば、子供に負担がかかる。
【うまい話には、裏がある】【甘い話には罠がある】など、良く親から言われたものだ。
身の丈にあって自分の生活設計を早めに考え、情報に踊らされず、自ら決断できる人間でありたいものだ。

毎年恒例のイルミネーションがあちこちで点灯された。
クリスマスのイルミネーションは大規模になり、心待ちにする人も多いいだろう・・・。
今年の発表では、一生に一度見ておきたいイルミネーションに、大阪ユニバーサル・スタジオ・ジャパンだったと聞く。

住いの近くのイルミネーションを孫達と見に行く日も近づいた。
キラキラと目を輝かす姿は、なんとも言えない。
幼子の新鮮な感性を歳を重ねてももっていたいものだ。

投稿メンバー

江本ヒロミHiromi Emoto
神奈川県出身
いつまでもあると思うな親と金。
心も大きく体も大きいが病気は一切無し。心身ともに健康。