20141029昨今、政治にリーダーシップがない、国が悪い
という言葉を良よく耳にします。
私は、それは違うと思っています。
世界からダメなんじゃないかと問われているのは
彼らではない。日本の国民です。
我々一人ひとりが、これからを問われているのです。
宮内義彦氏

誰が。
日々の暮らしの中で、お互いにあれも欲しい、これも欲しい
ああもしたい、こうもしたいと、そまざまなのぞみが果てしもなくつづいて
それで、あれこれと心をふくらませます。
それはそれでよいけれど、それを単なるのぞみだけに
終わらせないためには、やはり肝心なことは、まず勤勉に働くことである。
まじめに働いて着実な収入を得ることである。

働きはほどほどで、のぞみだけをふくらましていても
別に金のなる木があるわけでもなし
天も地も誰もどうともしてくれない。

あたりまえのこどではあるけれど
これが国家の経営となると
いささかわけのわからぬことになりがちである。

国民がああもして欲しい、こうもして欲しいとえば
政治家もまたああもします、こうもしますと約束する。

さまざまな要望と約束がゆきかうけれど
一体それだけの費用を誰がどこから生み出してくれるのか。
結局、国民みんなが勤勉に働いて
その働きを成果を税金の形で、もちよらなければ
国がつぶれるだけである。
誰かがなんとかしてくれるでは、国家の経営はなりたたないのである。
お互いに、もう一度よく考えて直してみたい。
松下幸之助翁【道をひらくより】

人が人の世のためを
本位として生きる時、その心の中に
卑しい不平不満の火は燃えない。

万一将来、我が日本を滅ぼすもありとすれば
それはけして日本以外の国ではない。
日本人それ自信である。
中村天風

一生懸命に働くこと
感謝の心を忘れないこと。
善き思い・正しい行いに務めること
素直な反省心で、いつも自分を律すること
日々の生活の中で、心を磨き、人格を高めつづけること
すなわち、そのような当たり前のことを一生懸命行っていくことに
まさに生きる意味があるし、それ以外に人間としての「生き方」は
ないように思います。
稲盛和夫氏 【生き方から】

人間何が悩みかというと
自分が自分を知らざることである

人を論じたり、世の中を論じたりすることはやさしいが
自分を論じ、自分を知るということは
実はこれが、一番大事であるにかかわらず
なかなか難しいことである。

人間は、先ず自分を責むべきであって
世の中や時代を責むべきではない
世の中が悪い、時代が悪いというのであれば
そうゆう時代に対して、一体自分はどれだけ役に立つのか
それをどう解釈し、それに対して、どういう信念・情熱を
持っているのか、よく自分を責めるがよい。
安岡正篤氏

多くの先人が、残してくれた数々の名言や言葉は
時代が変わろうが、今に生きているように思える。
【諫言耳に逆らう】であろうか。

本棚を整理しつつ、ついつい本をめくってしまう。
仕事に着いてから30年、足らない自分を見つめるための
教えを請う為に、むさぼり読んだ本。

個人も家庭も職場・社会・政治
もう一度、先人達を、時代を振り返るのも悪くないかもしれない。
繰り返し増刷されていく書籍には、時代は必要としているような。

投稿メンバー

江本ヒロミHiromi Emoto
神奈川県出身
いつまでもあると思うな親と金。
心も大きく体も大きいが病気は一切無し。心身ともに健康。