11月に入り、あちこちで鮮やかな紅葉が
心を和ませてくれるのと同時に
冬の足音を感じる。
人間は勝手な者で、暑さ厳しい折には
秋や冬が恋しくなり、寒さが近づくと
やはり夏が恋しくなるわけだ。
今年の紅葉は、いつもより少し遅いという。
北海道から始まり、あちこちで美しい紅葉を
多くの人が愛でているような。
【日本ていいな・・・】のキャッチフレーズのように
春には桜・秋には紅葉・冬景色と四季が折り重ねる
日本は、なんとも素敵な国なのだとつくづく思う。
昨今、宿(ホテル含む)の宿泊費がUPしたような。
あれ、いままでの値段では宿泊できないことに
気がつく。
日本経済の恩恵を預かっている人々が増え
心と金銭の余裕ができたのか、海外からの旅行者が増えているのか。
過去を振り返っても、同じ値段で同じ宿を
予約するのは難しくなったように思える。
(割引率がなくなったのかな・・・)
この10年、お伺いをした宿を見直してみると
自由に自分の時間を楽しむ・宿をただ宿泊先と考えるのでなく
宿で1日を過ごすという、心地よい空間や時間を
提供してくださっているような。
チェックインPm3時(2時)・チェックアウト12時(11時)
と長い時間を宿で過ごすように設定され
それぞれのお宿が、おもてなしを楽しんでいるような。
宿で、食事をし・温泉につかり・AM10時にはチェックアウトし
あちこちと観光を楽しむ、時間切り売りの旅から
楽しむ方法が、すごく変化したように感じる。
たまにしか旅に出れない時代は、この時とばかり
超過密スケジュールで、帰宅後はへとへという旅から
スローペースで体や心を休める旅となりつつあるように思える。
そんな私も、あっちこっちの旅より、宿を楽しむ旅に
変化をしている。年齢がそうさせることもあるが
お若い方々も、かなり多くなっているような。
反面、日帰りバス旅行も大盛り(食事食べ放題・果物狩り・温泉・お土産)
近代マグロ&みかん狩り等々、多くのサービスで女性の心を離さない。
子供と行くバスツアー(稲刈りや・イモ堀・
地引網・・・・)体験的なツアーが沢山あるのにビックリする。
それぞれがそれぞれに合うようなよき旅をしつつ
心の中も晴れやかであれば、それで良いのかも。
あざやかな紅葉を楽しむのも、あとわずかとなった。
季節の移り時を大いに楽しみ・心を潤し
いつもの時間に戻るのも悪くないな・・・・。
さて、私も2015年最後の紅葉を楽しみに行こう。
(仕事での途中・・・それでも紅葉を楽しめる)
長い夜の秋に
【おかれた場所で咲きなさい】
【面倒だから、しよう】 渡辺和子氏 幻冬舎
【そうきん】 河野進氏 幻冬舎
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