とあるテレビ番組で、子供が小さい時から【税金を納める人・税金を使う人・税金をもらう人】どの人になりたいかの教育をすると良い、という発言があった。
税金を納める人とは、お金を稼き税金を納める人となりますか。
税金を使う人とは、国や地方で税金から給料をいただき、仕事をしている人となりますか。
税金をもらう人とは、国のお世話にならなければならない状況の人となりますか。
(どうしても国の税金の力を借りなければならない人がいることは昔も今もかわらない。諸事情のある方は皆で守るべきと考えます)
さあ、あなたはどの人になりたいですか?
国からいただけるものはいただきたいという声を多く聞く。
昔、私の母から【お上のお世話になってはいけない】と教えられた。
昔の人は『気骨』があった。
国民番号制度が導入されなければ、税の公平はできないという。
【ごまかし】がまかり通る世の中。
あるお方が息子さんへ言われた言葉。
【フリーターはNO。働くことは税金や社会保険を納めること】
最初に社会に出る者は、働くことの意義を教えなければならないと言われた。
参議院選挙が間近だ。
多くの候補の演説は非常に面白い。
【企業減税・消費税UPは弱い者いじめ】
【子育支給額の約束が守られなかった】
【普天間の問題】
【庶民の生活が大変なのに消費税UPとは】
【弱い者いじめ】
という言葉が候補者からしきりと発せられる。
私たち国民は、弱い者なのだろうか?
それよりも、日本の国の大借金を国民である私たちは考えなければならないだろう。
消費税UPをただ目先で反対するのではなく、なぜ必要なのか?企業減税はなぜ必要なのか?
ここに【なぜ】という考え方を一人一人ができれば、【弱い者いじめ】という候補者の発言など出てこないだろうに。
【郵政民営化の逆戻り】→赤字解消の為に宅配3位のペリカン便とゆうパックが合併をした。
それもお中元最中の7月1日。
配送業務の混乱が甚だしいと。
郵政のトップは、現場が混乱をしていると発表。
実際に宅配するドライバーはお中元最中の混乱時になぜ合併をしたのかと言う。
これも官僚出身のトップに変わり、真の民間経営には程遠いのだろう。
赤字解消の合併が、お客様への補償をするとの発言では赤字は増すだろう。
税金を使ってきた人々は、税金を納める側にはなかなか馴染めないのだろうか?
【旧ペリカンは午前中に50個~60個荷物を持ち出し(配送)、郵政は10個前後。荷物が残っていても残業をしないで早く帰って下さいと言われる。私たちはお客様へ届けるのが仕事】
官民の違いを浮き彫りにした。
税金を使うという観念で考えれば、今回のゆうパックは官民の違いが前面に出たと言うことであろうか。
ドイツも最近、消費税をUPした国だ。
その国民の意見が放映されていたが、
【国が赤字なのだから税金のUPはしかたないだろう】
と、受け入れられる国民性と国を司る一番の指導の統率力がうかがえた。
それに比べて、日本という国はグローバルで問題視が だきない国だなと感じてしまうのは私だけだろうか。
昔は近くの隣人と言われたものだが、今はわが家(核家族)・我が子という小さい単位でしか物事を考えられなくなってしまったようにも思う。
多くのツケは、我が家の延長におこり、我が子の延長に起こり得る事と問題を捉えることができれば、当然地域・会社・この国と考えが巡るのだろうが。
今年は、不愉快という言葉が当てはまるほどの湿度の高い夏になりそうだ。
この国を永続的に子孫に伝えられるよう、選挙も熱き心で望みたい。
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