2010年も残すところ2週間をきった。
毎年・毎年・繰り返し、1年はあっという間だねと口にでてしまう。
自らが掲げた2010年は、全うできたのか。
?マークと反省で終わる。
今年の明るい話題はと問われると、いくつも答えることができない。
事件や政治不信は、スラスラと答えられる。
こう考えると、人間は良き所を見るよりも悪しきところが目に付くということになる。
【人のふり見て・我がふり直せ】という諺がある。
自分の欠点はなかなか見えないが、人の欠点は、自分を差し置いても目に付く。
さあ・・・この先だ。
人の欠点を見つけたら、自らも同じことがないか感じ取れる能力が身についていない限り、自分の成長はないだろう。
【教師・反面教師】この二つは背中合わせで必要なことである。
批判せずに【反面教師】から学べることは、本当に多い。
指導者になると多くのことに気付く。
指導が行き届かないと自らの性質や癖に気付き、自らを諌めていくことができるようになるのでしょう。
でなければ、人は付いてこない。
私たちは同年代で語り話すことは、お互いのレベルで納得をしてしまうことがある。
知識や経験が豊富でないうちは、自分では気がつかないうちに中途半端に終わることが多いと思う。
お互いの指摘は、ややもすれば仲間を失うことにもなる。
自分より年上の方々の話は、指摘をしてくださり、経験に基づいたアドバイスをしてくださる。
すぐに自分を訂正することはできなくても、指摘されたことやアドバイスを自らが認識することができれば自分の意識改革になる。
こんな諺をずいぶん遠い昔に教えていただいた。
心が変われば、態度が変わる。態度が変われば、行動が変わる
行動が変われば、習慣が変わる。習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。運命が変われば、人生が変わる。
長く生きていると、この諺の意味が深く理解できる。
みな、【自分には甘く】は当然ではあるが、せめて自分自身で自分を知る努力はしたいものだ。
我が家の2010年は、家族が2倍強になった。
4人で始まった小さな家庭が、時を経て9人になった。
核家族時代でありながら、長男夫婦とは同居生活だ。
次男夫婦は、スープの冷めない距離にいる。
昨今、今住んでいる土地と家を売却し、家族みんなで住める土地と家があるといいな…と言い始めた。
我が家は、時代に逆らって大家族生活を求めつつある。
ふむふむ…その願いは叶うかわからないが。
お互いの我慢も忍耐も必要な大家族化。
そこに得られるものは、古い人間は若者に生活の歴を伝授でき、若い人からの新しい考えを得ることもできる。
昔はこうやって子供一人一人、世の中に送り出したものだ。
お互い自由を求めて束縛を逃れて核家族が進んだが、2010年の我が家は、新しい命と家族全員が健康であったことを感謝したい。
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